Karuizawa New Art Museum 2012.6.27-7.16
の出展作品からの1点
「備中青瓷輪花鉢」
直径25.5㎝です。作り寸は30㎝でしたが、かなり小さくなっちゃいました。。
このサイズになると、急に失敗が多くなります。
釉薬がぶ厚い青瓷では、釉が垂れたり、気泡が混じったりし易い。
これが、たったこのサイズで失敗は倍増。。と言うより失敗だらけ。
中国宗代に学び、灰立て釉にするが故の苦戦か。
未熟さも重なって取れる作品は皆無。
「青瓷は身代を潰す」とは、この事だなぁ。
そんな七転八倒しながら出来た1点。
会心の一撃です。