2012年8月15日水曜日

工房 Ikuko 黒鉄土瓶・急須

大阪芸大で非常勤勤務してたころ、ある人が使っている南部鉄器の土瓶にとても惹かれた。
光沢があるわけでもないのに、しっとりした質感。。

でも、お店でみるとカサついている。やっぱり使い込んだ味なんだなぁと思うわけで。

一般的に工業製品は新品が一番きれいだ。でも、それとは違う愛着の跡がモノに宿る時に、美しさが映えるモノもあると思う。

それは、使う人の思い入れもあるだろうし、作り手の意図もあるかもしれない。


南部鉄器は鋳型を使った鋳造で成形されるが、使い込んだ鉄の風合いは、どうにも愛おしい。
備前の徳利もそんな味が出てくるのだが。。


そんな南部鉄器に憧れて、造り始めた黒鉄シリーズ。
陶芸を始めて2年目に一先ずの完成をみたけど、以来お蔵入り。7年目の再制作です。

黒鉄土瓶(取手 銅) /12.600

黒鉄急須 /12.600


2012年8月12日日曜日

工房 Ikuko 三人展のご案内


工房Ikuko

2012.08.14(火)→ 08.19(日)

AM10:00~PM6:00

在廊日 8/18(土)、19(日)



工房Ikuko
〒710-0046
倉敷市中央1-12-9
086-427-0067


備中青瓷を中心に、無貫入の青瓷カップや皿も用意しました。
また、大好きな南部鉄器の質感を取り入れた黒彩も初出品します。
どうぞご来場下さい!!

KaNAM 出会いと再開



ギャラリートーク…。何しゃべったか記憶がないなぁ。。

ヴェネチアガラス技法を取り入れ、世界で活躍されている土田康彦さんと交流させていただきました。
作品はガラスを研磨して独特の質感を出てました。存在感が強く、ガラスゆえに生成されるフォルムが正しく美しかったです。


大阪芸大で出会った西野壮平くんと再開。無理をお願いして大作を拝見。
全てフィルム写真で約5000枚の写真を自己現像、再構成して街を創る。
めちゃめちゃ感動!
写真を撮る想いや表現に対する哲学も説得力があり再感動!

KaNAM 美術館の周りで



せっかくなので、ご当地ビール。


未だ二人乗りチャリ顕在


旧軽井沢へ向かう道


美術館裏の教会


軽井沢の並木道


旧軽井沢

KaNAM 展示風景


展示風景











2012年8月9日木曜日

KaNAM 美術館

さすが現代美術館です。建物の外観もステキです。もちろん展示スペースもシンプルに白を基調にした配色で、作品がすっきり見れそうです。

現代アートシーンを賑わす日本人作家の作品が広いスペースに堂々と並んでいます。

草間彌生・村上隆・千住博…。並べあげるのが大変なので、後はホームページをどうぞ。
http://knam.jp/pc/exhibition/#outline


もちろん作品の写真は撮影できないので、Karuizawa New Art Museum の外観を撮ってきました!


雨が明けたのは滞在終わりのころ。雨上がりの空は、ホンマに癒されます。 


 ガラス張りの美術館。柱が微妙に真っ直ぐでない。軽井沢の木々をイメージしたんでしょうか!?


陽が暮れると、館内にあるイタリア料理店が美しくライトアップ。
ウニのパスタ頂きました。ぼっけー美味かった!

「あなたの心 いただきます。」
さり気ないコピーですが、美術館の積極的な気持ちと自信が表れていて感動しちゃいました!